Posit Cloudへの登録,プロジェクト管理,及びMarkdown入門
2024/04/12
この授業は経営データ科学特別学習プログラム(DSP)の一環として,
会計データは,企業の活動を金銭的価値として測定したもの
大きく分けて財務会計と管理会計がある
それぞれの領域でどんな情報をどんなふうに分析を通して,どんなふうに役立つのかを実感してもらうことを目指します。
毎回パソコンを持ってきてください!
授業中・授業後課題(クイズ・実習等):30%
最終レポート:70%
RStudioはPosit社の提供する統合開発環境(IDE)で,要するにRをより使いやすくするためのソフトウェアです。RStudioのブラウザ版がPosit Cloudです。
Posit Cloud
昔はRStudio Cloudっていう名前でした。
RはそれだけだとWindowsのconsoleとか,Macのterminalみたいな,コマンドだけの画面
これで使えないわけでもなけれど,もっと使いやすい方が良い。Rをもっと使いやすい状態にしてくれるアプリがRstudioです。
RStudioを使うと,分析結果レポートを文書やプレゼン用スライドに直接書き出すこともできます。
文献リストの挿入などの機能も実装できるので,その気になればデータ分析から論文執筆まで全てRstudioでできます。
インストールやWorking Directoryの設定などがご自身で適切にできる方は,デスクトップ版を使用していただいても問題ありません。
インストールの方法等は,この資料の最後 ( 参考: R とRStudioのインストール ) に載ってます。
その後、進んだ画面で Free planを選択し “Sign Up” を押す
授業を進めるにあたって,受講者間でのコードを統一するために,以下の2つの設定をお願いします。
授業で使うデータの保存先を作ります
pacmanパッケージのpacman:::p_load()
というコマンドを使うと
library()
コマンドを実行して)install.packages()
→library()
)をしてくれます。新しいパッケージを使うたびにインストールしてもらう手間が省けるので,授業ではlibrary()
ではなくpacman:::p_load()
を使います。
そのための準備として,左下のconsoleに以下のコマンドを打ち込んでください
pacman
がない時そこで
Rでは直接Rにコードを打ち込むのではなく,何らかのテキストファイルにコードを書いていきます。
基本的にはRスクリプトファイル(拡張子は.R
)を使いますが,Quartoファイル(拡張子.qmd
)を使うと,分析とアウトプット作成を一度にできます。
使いやすい方でいいです(し,佐久間は初期の分析は.R
で,レポート・プレゼン資料・論文作成は.qmd
で,みたいに使い分けたりしてます)が,よかったら.qmd
を試してみてください。
マークダウン記法は,シンプルな方法で文章を修飾する書き方です。 qmdではこの方法で書きます。
.qmd
)のmdはマークダウンの意味「#」の後に半角スペースで見出しになります。
「##」のように増やすと小見出しになります。
「-」の後に半角スペースで箇条書きになります。
「1.」の後に半角スペースで番号付きリストになります。
「*」で囲むとその間の文字が 斜めに
「**」で囲むとその間の文字が太字に
これらは,Wordとかと同じショートカットでも同じように作れます。
web上で動作するPosit Cloudを想定して授業しますが,デスクトップ版をインストール,利用されたい方のために,インストール方法をご紹介しておきます。
Download R for Windows
Download R for macOS
R-X.X.X-arm64.pkg
,R-X.X.X.pkg
X.X.X という部分はバージョン番号です。
デスクトップ版のRStudioでも,Projectで作業環境を作っておくことをお勧めします。